教育学部を出た友人が居ます。素人考えでは教育学部というと学校の先生になるための学部というイメージを持っているのですが、同じように思っている人は多いことでしょう。実際に、その友人も学校の先生になるためにその学部へ進学したのです。進路は当然、学校の先生だと思いこんでいました。ところが卒業して就職先を聞いてみたところ、一般事務職だというのです。学校の先生はどうなったのだろうと驚いてしまいました。もちろん学校の先生になるために教員免許も取得したのです。学校に教育実習へも行ってきたそうです。それでも学校の先生にならなかったのには友人なりの理由がありました。これから少子化で教員の需要がなくなるかもしれないからというのです。たしかにそれは一理あるかもしれないと思いました。一般事務なら転職もしやすく、いろいろと生活にも役立つような仕事もすることでしょう。しかし、せっかく教員免許を取得したのにもったいないという気持ちもあります。いざとなったらこの資格を活用して塾講師をするといったことも検討しているそうです。